浪人生の味方 浪人マスターです。
突然ですが、質問です。
浪人生の成功率は、何%だと思いますか?
うーん、正直わからないですよね。
結論をいうと、一般的に言われているのは、たったの10%です。
いや、低すぎますよね。
でも、この数字ってマジなんですかね?
本当に、10%の浪人生しか合格しないんでしょうか。
そもそも浪人生における「成功」って何?
ということで、今回は浪人生の成功率を検証しました!
※こういうシートを作り約150人分の浪人生の結果を集計しました。
こちらは「浪人生の味方」公式LINEで配布しています。「合格率検証シート」とメッセージしたら、自動でもらえます!
・浪人生の完全攻略マニュアルという、約1時間の動画も配布しています。
▼ライン追加は下のリンクから
僕の記憶に残っている、そして僕の友達を辿って、一体どのくらいの浪人生が成功し、失敗しているのか。
そのリアルな数字はやっぱり気になりますよね?
いざ、全ての集計が完了して、結果を集計したときは、
意外な数字がたくさん並んでいて、めっちゃ面白い結果になっていました。
この記事を読むとわかること
- 浪人マスター周辺の浪人生のリアルな成功割合(約150人分)がわかる
- 浪人生の属性ごと(予備校・予備校のクラス・志望校など)の合格割合がわかる
- 自分の浪人成功率を予想できる
- 自分の成功率を上げるためにやるべきことがわかる
ということで、浪人生の成功率に関しては、日本一詳しく書いている文章だと思います。
実際に、自分の記憶を辿って集計したので、日本一生々しいデータでもあります。
この記事では、浪人生が成功率を上げるために、何をすればいいのかまで丁寧に紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
というか、成功率だけ見ても全く意味ないので、最後の考察・教訓のところは、絶対見てください。
▼YouTubeでも解説しています
浪人生の「成功率」とは?言葉の定義・条件
前提条件を整理したり、言葉の定義をしっかりしないと、データがよくわからなくなってしまいます。
今回、浪人生の成功率を出すにあたっては、その辺をしっかりとしておきます。
- 母集団について
- 言葉の定義
- 注意して欲しいこと
以上、3点に分けて前提条件を整理します。
前提条件1:母集団について
母集団について、150人近くのデータを集めましたが、4人で集めました。
結構偏ってます。ここには注意していただきたいです。あとで、属性ごとの結果も出すので、偏りを考慮したデータもあります。
前提条件2:言葉の定義について
浪人生の「成功」とは、いったい何を指すのか?
これを定義しないと、成功率を考察することはできません。
今回は、
「成功」とは、浪人を開始したタイミングでの志望校に合格をすること。
と定義しました。
前提条件3:注意してほしいこと
母集団は、死ぬほど偏っています。
浪人生全体に関して、データを収集したわけではなく、僕の周りだけなので。
偏ったデータから、その偏りも考慮して、「浪人生の成功率」というものを考察していきます。
気になる検証結果は?浪人生の合格割合は何パーセント?
せっかくなので、浪人の成功率と同時に、他の結果も集計しました。
詳しくは、上の画像の通り、4パターンに分けました。
そして、まずは、上の画像の通り、4つの割合を検証しました。
それぞれについて見ていきます。
浪人初期の第一志望に合格した人(浪人の成功者)
こう見ると、僕の周りは結構受かってますよね〜。
よく言われる成功率は10%なので、僕の周りだけだと、かなり成功率が高いことがわかります。
データのサンプルが済んだ異性が多め(120/150)で、河合・その他(それぞれ約20/150,約10/150)はかなり少ないので、一概には言えません。
駿台・河合の差は誤差だと思いますが、その他が結構低いのは、面白いですね。
そもそも浪人初期の第一志望を受験した人の割合
浪人したときは、めっちゃ高い志望校を目指すけど、徐々にみんな志望校を落としていく現象は、浪人あるあるです。
9月頃になると、みんな一斉に志望校を落とし始めますね。
僕の周りでは、結構そのまま浪人初期の志望校を受験している人が多かったです。
とは言っても、全体で54%なので、僕の周りだと、半分近くの浪人生が志望校を落としたみたいです。
たまたまだと思うのですが、駿台と河合では、20ポイント近く違うのが面白いですね。
やっぱり駿台は「第一志望校は譲らない」精神が強いんですかねwww
最終的な受験校に合格した人の割合
最初からの志望校に突っ込む人もいれば、落とす人もたくさんいます。
実際、浪人の1月2月に、最終的な受験校・志望校を決定しますが、浪人生はどれだけ合格するのでしょうか。
今回の検証結果では、僕の周りでは、約50%の浪人生が、受験に合格していました。
まぁ、半分の浪人生が受験校には合格したそうです。
大学受験の倍率は、3倍〜5倍が多いので、結構高い数字だと言えますね。
最終的な受験校に落ちた割合
こう見ると、浪人生結構落ちてますね。
河合とその他の落ちた割合が高いのが、誤差なのか、傾向として存在するのか、気になるところですね。
番外編:浪人生の合格割合(予備校のクラス・中学の同級生・私立志望)
流石に、これまでのデータは偏りすぎていたので、偏りがなるべく小さくなるようにデータを属性ごとに区切って分析していきます。
具体的な分け方は、上の画像の通り3通りです。
さっきと全然違う結果が出てきて、面白かったです(笑)。
浪人マスターの予備校のクラスの合格割合
僕は、駿台のある校舎で文系で1番上のクラスに入っていました。
東大か京大しか基本受験しないようなクラスです。
いやー、受かりすぎでしょwww
70%以上、第一志望に受かってます。しかも、東大か京大にです。
この結果からわかることは、属性で区切るだけで、全然違う結果が出ることですよねー。
他の結果もかなり面白いですよ。
中学時代の友人の合格割合
僕の中学は、公立の中学です。
校区がニュータウンなので、いわゆる高所得な家庭が多かったのです。
公立中学ということで、何か面白い結果になるかと思い、中学の同級生の結果も集計しました。
結果を見ましょう。
意外と受かってますね、、、
全体150人の成功率が、33%だったので、8ポイントほど落ちてはいますが、一般論の10%と比較すると、結構受かっている計算になります。
③と④合わせて60%近くの浪人生が落ちているのも印象的です。結構落ちてます。
私立志望の浪人生の合格割合
この結果が1番面白いです。今までの結果と全然違います。
いやー、めっちゃ落ちてますね。
いわゆる「成功」した浪人生は、全体の13%しかいません。
よく言われるデータとほぼ同じです。
しかも、①と②を合わせても。約20%なので、
全体の80%近くの浪人生が、そもそも受験校に合格していません。
これまで見てきた合格割合と比較してしまうと、割と壊滅的なデータですよね。
母集団が違うだけで、上は70%、下は10%と、ここまで変わるかという面白い結果になりました(これが今回1番重要)。
浪人生の成功率は結局どのくらい?浪人生が成功率を上げるための考察・教訓
今回、集計したデータを用いて様々な結果を見てきました。
ということで、ここからこれらの結果を踏まえて考察です。上の画像の通り、2つに分けて解説します。
結局、浪人生の成功率は何%あるの?
結局、浪人生のいわゆる「成功率」は、どのくらいなんでしょうか?
もう、結論を言うと、
結局、10%くらいに落ち着くだろう、と思います。
「え、全体でも33%で結構数字高かったじゃん!なんでそんなに低く予想するの?」
と思うかもしれませんが、10%くらいがマジで妥当な数字だと思いますね。
その理由を簡単にお伝えします。
まぁ、あまりにもデータに偏りがありましたよね。
データのサンプルが150人しかいないし、その選び方も無作為な抽出ではなく、僕が知っている人と言う限定があったので、かなり偏っています。
上の画像の通りですが、表には出てこない、仮面浪人生・宅浪生・私立文系志望のヤンキーみたいな人を含められていないので、彼らを含めるともっと結果が落ちると思います。
実際、私立志望だけで見ると、13%しか成功してなかったですし、全体で見ると、10%もないかもしれません。
一般的な数値の分布は、上の画像内のグラフのようになることが多い(中間層が最も多く、上位層、下位層になればなるほど少ない)と言われるのですが、
今回のデータは、赤で囲ったように上位層のデータが多すぎます。
実際、僕の予備校のクラスは、70%も成功しているという以上な結果でした。
そうすると、自然と全体の合格割合も上がりますよね。
現実はそんなに甘くないです。
人知れず、浪人に失敗している浪人生は実際もっとたくさんいるんだと思います。
浪人生が成功率を少しでも上げるために何をすればいいのか?考察・教訓
「10%しか、浪人生は成功しない!」とだけいい、突き放すようなことはしません。
今回の検証から、2つの教訓・浪人生の行動指針を考えました。
そして、この記事の最後には、浪人生が成功率を上げるためのプレゼントも配布します。
ぜひ最後までご覧ください。
教訓1:全体ではなく属性ごとの成功率を考えるべき
今回の具体例を用いて説明すると、
僕の所属していた予備校のクラスは70%が成功していました。
一方、私立志望の子は、17.5%しか受かっていませんでした。
このように、自分が浪人生として持っている属性を把握することで、それぞれの合格率から自分の合格率・成功率を予想することができます。
自分の属性から成功率を客観的に分析することが何に役立つかというと、
これからの浪人生活の過ごし方が、
- 今のままで大丈夫なのか
- それとも抜本的に変えて人と違うことをする必要があるのか
を分析することができます。
上の画像のように、周りがみんな受かるクラス・属性の浪人生に囲まれている場合、
みんなと似たようなことをやっていれば、基本大丈夫でしょう。
変なことをすると、逆に落ちます。
一方、頭悪い人に囲まれていて、受からない人の集団に属している場合は、その人たちと比較しても意味ないですし、その人たちと同じことをしても受かる期待値はほぼないでしょう。
みんなと違うことをしないと受かりません。
自分の置かれている状況を客観的に分析し、今のままで大丈夫か、何か変える必要があるのか、をしっかり把握するようにしましょう。
教訓2:成功率が少しでも高い環境に身を置くべき
教訓1とも繋がるのですが、浪人生は、なるべく、いい環境に身を置くべきです。
いい環境とは、成功率が少しでも高い環境です。
あなたの今置かれている環境は、周りの浪人生がどのくらいの割合で受かっている環境ですか?
環境を変えることは非常に重要です。
詳しくは、こちらの記事で解説しているので、基本省きます。
簡単に環境を変える方法は、塾・予備校を変えることです。
お金のことや親のことがあるので、それは厳しいと思います(お金に余裕があるなら絶対変えるべきですが、、)。
変えるのが厳しい人は、予備校の中でつるむ人・環境を変えましょう。
具体的には、頭のいい人にガンガン絡みに行ったり、予備校のクラスでは上位のクラスになんとしてでも入るなどです。
一方、予備校にまだ通っていない人(宅浪・仮面浪人生・高校生)は、しっかり「成功率」に注目して決めましょう。
一般的な予備校(駿台・河合・代ゼミ)などは、全体として10%から20%の合格率です。
トップクラスに入れるなら、絶対そこに入りましょう。
成功率は以上に高いです。
トップクラスに入れないなら、行かないほうがいいです。トップクラスの養分になるだけです。
その中の浪人生は、多分10%くらいしか受からないので、
じゃあ、どこに行けばいいのかというと、成功率が高い塾・予備校です。
僕の知っている塾・予備校で1番成功率が高い塾・予備校は「東大毎日塾」です。
ここは、あまり大々的に伝えていませんが、入塾者の40%が成功する塾です。
異常に高いですよね。
まだ予備校に入っていない浪人生・受験生やお金に余裕のある受験生は、マジでおすすめです。
また、そこ以外の塾・予備校を検討している人でも、合格実績ではなく、合格割合で判断しましょう。
大手予備校は特にその数字を濁してくると思いますが、そう言うところは危険なのでダメです。
しっかりと合格率を教えてくれて、それが高い塾・予備校に通いましょう。
1番大事なのは受験勉強の戦略性・プレゼント配布中
今回、浪人生の成功率を切り口に、浪人生が成功率を上げるためにやるべきことをお話ししましたが、結局1番大事なのは、戦略的に受験勉強を進めることです。
まぁ、こちらの記事でも解説している、地頭をつけることと密接に関わっていますが、
その受験勉強の戦略性はどうやって身につければいいの?
と思った人は、僕の公式LINEを追加しましょう。
僕の公式LINEでは、
こちらの2点を配布しています。
①については、予備校生・仮面浪人生・宅浪生の3パターン用意しているので、ぜひご参考にしてください。
また、今回の記事で使用した、「合格率検証シート」も配布しています。
簡単に受け取れるので、欲しい人はぜひ受け取ってください。
と言うことで、今回は終わりです。
引き続き、これから、勉強頑張っていきましょう!