【脱スマホ依存】浪人生がスマホと上手く付き合うための方法を解説

僕はかなりのスマホ依存です。受験生時代も重度のスマホ依存でした。

浪人前の高校生時代は、スマホのスクリーンタイムが1日12時間なんてザラでした。

朝起きて学校に行き、学校の授業中はスマホで漫画を読み、部活が終わり帰ってゲーム・YouTube・朝の4、5時までスマホをいじり続け就寝。風呂の中でも持ち込んで触っていました。

こんな生活だったので、勉強中にスマホがあると気が散ってしょうがない。

皆さんも「スマホ時間を削りたい」と思ったこと1度はありますよね

もし思ったことがなくても、あなたの集中力はスマホに侵されている可能性が高いです。

科学的にもスマホを1度触ると、かなりの集中力が削がれるという研究があるようです。

具体的には、1度スマホを目にすると、スマホを触らない時の集中力を取り戻すために2時間かかると言われています。2時間集中力にデバフが掛かった状態で勉強するのは、かなり勉強効率が下がります。

あとスマホ依存から抜け出すと、シンプルに勉強時間も増えます。
スクリーンタイムが2時間の人は、あと2時間1日の勉強時間が増える伸び代があります。

今回は、浪人生がスマホとうまく付き合っていくためのポイント・僕自身や僕の友達の京大生が実践していたスマホ依存を強制的に断つ方法を解説していきます。

この記事を読むメリット

  • スマホを触る時間を減らすことができる
  • スマホ依存から抜け出すだけでなくスマホを勉強に有効活用する方法もわかる
  • スマホ依存から抜け出すための有効な施策を実例つきで知ることができる

この記事は、以下の2ステップで解説します。
皆さんも実践する際は、この2ステップで実践してください。

  1. どのスマホ利用時間を削るのか(削る対象を確定)
  2. スマホ利用時間を削る具体的方法・テクニック(スマホ依存をたつ方法)

スマホ利用のどの時間を削減できるか考える

まず、前提として受験生・浪人生がスマホの使用時間を減らす目的から考えましょう。

「目的から考える」という思考は勉強においても非常に重要です。

頭がいい人ほど、何かしらの施策を打つとき、これは何のためにやるのか、という目的逆算の思考プロセスをたどります。

スマホの時間を制限するというのは、あくまで手段であって目的ではありませんよね。

浪人生を含む受験生の一応の目的は志望校に合格することです。

むしろ、その目的達成のためにスマホを有効活用できるなら、最大限活用するべきです。

受験勉強においてスマホを使用するのは、大きなアドバンテージにすらなります。

スマホの利用時間を減らすという目的から逆算して効果的な対処をしましょう。

ここから、受験生・浪人生がスマホとどう向き合うか、を考える上で考慮するべきポイントを解説していきます。

ポイント①:全く使わないは逆に非効率

スマホを全く使わないのは、逆に非効率の可能性があります。

浪人生は、正しい勉強法で学習するために、「情報」を集めることが重要です。

浪人生活を成功させるためのポイントとしても解説しているので、
まだ読んでいない人はこちらの記事を読んでください。

「情報」を集める媒体として、スマートフォンは非常に優秀です。

インターネットに瞬時にアクセスできて、ネット上からロールモデルとなるYouTuber・ブロガーの発信に瞬時にアクセスできます。

これを使わない手はありません。スマホは手軽に情報を集める媒体として非常に優秀であるという観点は持っておくべきでしょう。勉強中の調べものなども、秒で終わります。

ポイント②:目的外の利用・無駄な利用を削っていくイメージ

ポイント①では、スマホを使うメリットもあるというお話をしました。

ポイント②は、スマホを使う時間を削る、という思考を持つことです。

受験勉強にとって害を及ぼす利用時間を減らしていきます。

思考プロセスは、現状スマホを利用している場面・スマホの利用時間を考えて、そのスマホ利用の時間に、①必要性があるのか②代替性や許容性があるのかの2ステップです。

難しい言葉を使ったので、具体的にわかりやすく解説します。

浪人マスター
浪人マスター

実践に入るので、皆さんも紙とペンを用意してやってみましょう!

実際に手を動かすことが何よりも重要です。

必要性

①まず必要性を考えましょう。

受験勉強におけるスマホ利用が必要かという観点です。

今、生活でスマホを使う場面を書き出しましょう。

なるべく具体的にしましょう。スマホで見ているもの、その時間などです。

とりあえずアイデアを書いてから必要なものだけ残します。

僕の浪人時代の場合を紹介します(参考のためだいぶ抽象的なので注意してください。)

  • 夜寝る前に好きなYouTuberを見て息抜きをする
  • YouTubeで受験系ユーチューバーを見る
  • 友達と連絡するためにLINEを使う
  • 勉強に疲れた時に音楽を聴いてリラックス
  • 勉強で気になったところを調べる
  • Twitterを見て暇つぶしをする
  • スタディプラスで勉強時間を管理する
  • ストップウォッチで勉強時間を計測する

などです。

この中で、自分にとって必要と思ったものだけ残してください。

僕なら、こうします。

  • 夜寝る前に好きなYouTuberを見て息抜きをする
  • YouTubeで受験系ユーチューバーを見る
  • 友達と連絡するためにLINEを使う
  • 勉強に疲れた時に音楽を聴いてリラックス
  • 勉強で気になったところを調べる
  • Twitterを見て暇つぶしをする
  • スタディプラスで勉強時間を管理する
  • ストップウォッチで勉強時間を計測する

ほとんど残りましたが、許容性でもっときつく絞っていきます。

許容性

②次は許容性の判断です。

許容性とは、簡単に言うと、他の手段でコスパ良く代替できないかを考えることです。

さっき残った手段で考えて行きましょう。

※本当は、もっと時間単位で区切ったり細かくやるべきです。
ここでは読みやすいように簡略化しています。

・夜寝る前に好きなYouTuberを見て息抜きをする

→1、2本見れば十分。と考えると、本当に好きなwakatteTV以外は見ない(実話)。

・YouTubeで受験系ユーチューバーを見る

→情報収集のために必要。目的意識を持って動画を見るように心がける。

・友達と連絡するためにLINEを使う

→現役で大学に入学した人のちょっかいみたいなLINEは相手にしない。

・勉強に疲れた時に音楽を聴いてリラックス

→音楽を聴いてリラックスするのは重要だが、音楽プレイヤーでよくスマホである必要はない。

・勉強で気になったところを調べる

→確かにスマホは早いけど、スマホである必要はない。教科書で調べたほうが、理解が深まる。

・スタディプラスで勉強時間を管理する

→これはやるべき。他に手段はない。

・ストップウォッチで勉強時間を計測する

→ストップウォッチを買えばいい。100円で集中を買えるならめっちゃ安い。

こんな感じです。
実際みなさんが、考えるときはもっと細かく具体的に検討して欲しいです。

スマホ依存を強制的に断つための実践方法・テクニック10選

①では、スマホ利用時間のうち削ることができる・削るべき時間を特定しました。

ここからは、スマホ依存を断つ具体テクニックをお伝えします。

「スマホを触る時間を減らそう!」というのは簡単ですが、
いざ、減らそうとしてもなかなか減らすことはできません。

スマホ依存は、ある種病気です。

いわゆる「スマホ中毒」という言葉があるように、ちゃんと対策しなければ、中々スマホ依存からは抜け出せません。

ここでは、スマホ依存から強制的に抜け出すためのテクニックを10個紹介します。

オススメ度で5段階評価もつけるので、ぜひ参考にして実践してみてください。

浪人マスター
浪人マスター

重度のスマホ依存から抜け出して1日15分のスマホ利用時間に抑えた僕がテクニックを紹介します!この10個ほとんどは僕が実践したものです。

スマホ依存を強制的に断つための実践方法・テクニック10選

①1日のスクリーンタイムを制限する
②アプリを消しまくる
③勉強中は友達に預ける
④友達にスマホの充電器を預けて4日乗り切る
⑤そもそもスマホを持ち歩かない
⑥物理的にさわれなくするケースに入れる
⑦オンライン自習室に入りピアプレッシャーを活用する
⑧勉強時間を計測して気持ちよくなる
⑨スマホを使うと落ちる理由をノートに書き出す
⑩スマホでやるべきことはメモしておく

①1日のスクリーンタイムを制限する

オススメ度(1〜5):4

スクリーンタイムの制限とは、iPhoneの機能でAndroidスマホにあるのかはわかりませんが、僕はこれで1日15分に設定していました。

この施策の弱点は、自分でパスワードを設定すると、簡単にロック解除できることです。

僕は最初、自分でパスワードを設定していたので、すぐにロック解除してスマホをいじってしまっていました。

僕のオススメ活用法は、友達や家族にパスワードを設定してもらうことです。

そうすることで、本当に1日15分しか使えなくなります。強制的に利用を制限できるのでオススメです。

アプリの設定で、制限しないアプリを設定できるのもいいです。

僕は、LINEや電話は、緊急の場合があると思い、制限解除していました。

一方YouTube、safariやGoogleは絶対に制限していました。無限に時間を使ってしまうからです。気になったことなどは家に帰ってからリビングのパソコンで調べていました。
そうすると、監視の眼もあるので、そこまで時間を使わなくなります。

②アプリを消しまくる

オススメ度(1〜5):5

これは確定でやった方がいいでしょう。

スマホのホーム画面を見てください。1ヶ月以上使っていないアプリは無限にあります。

それに、利用するけど、今の自分にとって全く役に立たないアプリも大量にあります。TikTokとか、Twitterは代表的なアプリです。

僕の場合は、ゲームアプリは全て消しました。

それと、情報収集で使っていたTwitterも消しましたね。アプリがあると、簡単にアクセスできる分何度も開いてしまうので、safariなどブラウザから見ていました。

③勉強中は友達に預ける

オススメ度(1〜5):1

これは、一時期やっていたのですが、すぐに辞めました。

一見、友達に預ける分強制的に自習できそうなんですが、意外と難しかったです。

スマホを友達に預けている分、物理的な距離は近いので、すぐに触ろうと思えば触れます。友達に返してと言えば、すぐに渡してくれるので、誘惑に弱い私のような性格の人には向いていません。「Twitter見たいなぁ、頼めば帰ってくるけど、だめだなぁ」と考えてしまい集中できない時間が長く、苦痛でした。

あと、友達に返してもらうときに、友達の勉強の邪魔をしてしまうので、それも申し訳なかったです。

うまく自制できる人はいいと思いますが、僕的にはあまりお勧めしません。

④友達にスマホの充電器を預けて4日乗り切る

オススメ度(1〜5):2

これは、実際に僕はやっていません。友達がやっていた手法です。

この方法もあんまりおすすめではありません。自分の自制心への依存度が大きいからです。友達に返してって言えば、多分すぐ返してくれます。

モバイルバッテリーを借りれば同じだし、今はコンビニで簡単にスマホ充電器を借りれます。あと、今どきのスマホは、バッテリーが長持ちして、100%から10時間以上スマホを使えるので、そもそも効果があんまりありません。

⑤そもそもスマホを持ち歩かない

オススメ度(1〜5):5

これは最強の方法です。

予備校に通っている人は、家にスマホを置いて行きます。宅浪生は、自習室や図書館にスマホを持っていかないで下さい。強制的にスマホを断ち切ることができます。

僕は、この最強の方法を思いついてから、スマホを家から持ち出すことが一切なくなりました。

唯一の欠点は、友達や家族との連絡手段がなくなることです。

ですが、自分自身に問いかけてください。
スマホを連絡手段として持つ必要って本当にありますか?

スマホを持ち歩かない生活をしてみて、気づきました。

スマホって全然必要ないわって思いました。特に受験生・浪人生には。

これはマジでおすすめなので、ぜひ実践してください。

⑥物理的にさわれなくするケースに入れる

オススメ度(1〜5):4

これは、今でもやっています。

自分で時間を設定して、スマホを強制的に触れなくする箱にぶち込みます。

これです。

今でも重宝して使っていますね。

だいぶスマホをいじる時間が減ります。

ただ、これも結局自分の自制心次第なので、「そもそも持たない」という施策がいかに最強かわかりますね。

⑦オンライン自習室に入りピアプレッシャーを活用する

オススメ度(1〜5):3

こちらも受験生当時使っていなかったのですが、大学に入ってからは使っていました。

スマホでオンライン自習室に入ります。

そうすると、スマホを使うことができなくなり、画面オンでオンライン自習室に入っているので、自分を律することができます。

オンライン自習室は、Twitterとかで募集している人がいます。

あとは僕が浪人生に1番いいと思っている東大毎日塾のようなオンライン予備校だと、ずっとオンライン自習室を解放しているそうです。

⑧勉強時間を計測して気持ちよくなる

オススメ度(1〜5):4

これも浪人時代めっちゃやっていましたし、今でもやっています。

ストップウォッチで集中して勉強していた時間を計測し、毎日記録します。

これはマジでおすすめです。

勉強時間を記録することで、自分の頑張りが数字として可視化されます。
モチベを上げることができ「スマホなんかいじっている時間がもったいない!」というマインドになります。

こちらで僕が実際に浪人時代に使っていたストップウォッチ・手帳を紹介しているのでぜひご参考ください!

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⑨スマホを使うと落ちる理由をノートに書き出す

オススメ度(1〜5):1

これは、ブレイクスルー佐々木さんがとある動画で言っていました。僕はやっていません。

正直微妙だと思います(ブレイクスルー佐々木さんを批判する意図はありません)。

そう思う理由は、一時的な効果しかないからです。

受験生や浪人生である以上、スマホを使いすぎると、勉強に悪影響を及ぼし、受験に失敗するなんてことは容易に想像できます。
スマホ依存は中毒なので、こんなことを意識してもすぐに触りたくなってしまいます。

多分時間の無駄になってしまうので、物理的に距離を置くなどの抜本的な解決策を実行することをお勧めします。

⑩スマホでやるべきことはメモしておく

オススメ度(1〜5):2

これは、スマホを触る理由を減らす施策として有効です。

スマホは調べるという点において最強です。GoogleでもYouTubeでも僕のブログでもなんでも情報をすぐに調べられます。

スマホを正当な理由で触り始めても、気がついたらTwitterを見ていた、YouTubeを見ていた、なんて事ありませんか?

スマホを触ると、他のことに気が散って、結局長時間触っていたなんてことがザラにあります。

それに対処するために、スマホで調べたいな、って思ったことは、メモしておきましょう。メモ帳などを活用するのもオススメです。僕は今でもこれを実践しています。

▼こんな感じのやつです。

まとめ:物理的に触れなくするのが最強

今回は、スマホ依存から抜け出す方法を解説しました。

僕も重度のスマホ依存でしたが、なんとか克服し1日15分以内に抑えて、圧倒的な勉強時間を確保しました。

結果的に、京大に入ることができましたが、
スマホ依存から抜けだせたのは合格の要因として、本当に大きかったと思います。

皆さんも、自分に甘えずストイックに、スマホとの距離をとって行きましょう。

これを読むだけでなく、実行してください!

浪人マスター
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実行こそ意味があります!

これからもみなさんに有益な記事を書いて行きたいと思います!

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この記事を書いた人

1年間の浪人の末、京都大学の法学部に合格。
現役時代、70点差京大落ちから、1年間猛勉強した。
浪人時代には、夏の駿台京大模試で学部1位を獲得。