【完全版】浪人生の冬季講習・プレ講習の取り方、選び方を完全解説!合格に本当に必要なものだけ選ぶ方法

こんにちは、こんばんは。

浪人生の味方、浪人マスターです。

今回は、タイトルの通り、冬季講習・プレ講習の取り方をそれぞれ解説します。

いつも「講習とってる受験生・浪人生は養分だ!」と言いまくってる僕ですが、今回書く冬季講習・プレ講習に関しては、とったほうがいいと思うものもあります。

冬季講習選びは非常に慎重になるべきです。なぜなら、冬季講習はあなたの受験勉強の直前期という最も重要な時間を奪う存在だからです。

もちろん、金銭的なリスクもありますが、1番大事なのが時間的リスク。復習時間も加味すると、冬季講習の選択をミスるだけで、合否に左右するほどの時間を実質的に捨てることになります。

皆さんはこの記事を読んで冬季講習・プレ講習の失敗しない選び方を学んでもらって、後悔しない残り半年にして欲しいと思います

この記事の流れは、以下のとおりです!

  • そもそも冬季講習・プレ講習を取る必要性があるのかしっかり考えよう
  • 冬季講習の取り方
  • プレ講習の取り方

この流れで解説しようと思います。

目次

そもそも冬季講習・プレ講習を取る必要性があるのかしっかり考えよう

まず、冬季講習・プレ講習の選び方の前提となる考え方を伝授します。

この考え方は、めちゃくちゃ重要なので、絶対飛ばさないでください。マジでこれ読まずに下の選び方読んでもそんな意味ないので。

で、選び方の前提なんですが、質問です。

皆さんが、冬季講習・プレ講習を受講する最終目的は一体何ですか?

まぁ、志望校合格ですよね。当たり前です。

究極的な選び方は、志望校合格にとって役立つかどうか、です。この考え方が前提にあります。そして、このような流れで講習が必要か考えることが重要です。思考プロセスは以下です。

  1. 志望校合格することが全ての目的
  2. 志望校に合格するために今の実力の足りていないところは何なのか?
  3. その足りていない力でどの力をつけることが優先順位が高いのか?
  4. その足りていない力をつける手段は何が1番効率的か?

ざっとこんな感じです。

ポイントは、講習を取るのは、あくまで手段であって目的じゃない。

何となく「この授業が良さそうだから」とか「この講習で・・・を身に付けたいから」といった適当な理由で講習を選ぶ人があまりにもいいですが、全員ダメです。

ポイントは、ゴールから逆算して選ぶこと、あくまで手段であってそれ自体が目的化した瞬間に、全然ダメになります。

志望校別模試や記述模試などを受けた人がいるでしょう。それで今の自分に足りていない力が、ある程度定量的に明らかになったと思います。そう行ったことを参考にしながらまずは自分に足りていない力を分析しましょう。

そして、その力をつけることが優先事項なのか判断します。

例えば、日本史の用語を暗記することと英語の英作文対策であれば、明らかに優先するべきは後者であることが多いでしょう。日本史は直前に暗記すれば、ギリ間に合うのに対して、英作は積み重ね・思考プロセスが重要だからです。

その上で、講習を取ることに合理性があるかを判断します。ここの判断において、基本的な考え方は、

参考書学習よりも、冬季講習をとった方が効率的なのか?という観点を持つことです。

基本的には参考書が勝ちますが、稀に講習が勝つこともあります。

ここまで検討して初めて、冬季講習を取るべきか明らかになるのです。

皆さん本気で志望校合格したいですよね?

なら冬季講習を惰性で選ぶのは絶対にダメです。リスクが大きすぎます。お金ももったいないし、復習の時間も合わせてめちゃくちゃ時間がくわれます。

そんな感じで、前提として、冬季講習・プレ講習を選ぶときは、このような考えを持って欲しいです。

冬季講習の選び方

一応、冬季講習の選び方、と書いていますが、上の段落で書いたことと内容は変わりません。

目的から逆算して、その力を身につけるために講習を取る判断が合理的であれば良いのです。

でも、実際、そんな場合ってそんなにありますかね?

せいぜい、1,2個じゃないですかね。よっぽど余裕ある人以外は。

あとで説明するプレ講習は結構いいと思いますが、冬季講習に関しては、直前の貴重な時期ですし、そんな暇ないと思います。

そんなことよりも、参考書学習・これまでの復習・詰め込みをする上で大事な勉強法とか、進め方を相談できるように、個別指導とかを短期間で取る方がよっぽど重要かなと個人的には考えます。

▼オススメの個別指導塾はこちらで紹介しています。

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プレ講習の選び方

プレ講習は、予備校や校舎にとってもちろん変わりますが、基本的な僕のスタンスは肯定的です。

結論を先に言うと、共通テストプレは取らなくていい、二次試験プレはとったほうがいいです。

理由を解説します。

これも、基本的には、一つ目に解説した考え方と同じです。

まず、共通テストプレ。これを受けることで得られるのは、

  • 共通テストの問題、それを受ける環境
  • 先生の解説

こういったところでしょうか?これって、市販の予備校が出してる予想問題集でよくね??って思っちゃいます。

共通テストが苦手な人にとって、過去問の他に類似した問題集を解くことは理にかなっていますが、果たしてプレを取る必要はあるのでしょうか?

みんな一斉に解く模試みたいな環境が欲しい人以外は、取るメリット全くないと思います

これこそ、予備校の養分商材です。

次に、二次試験プレ。これは結構意味あるんじゃないでしょうか。

もちろん、予備校とか校舎にもよりますが、結構受けるメリット大きいです。

  • 採点してもらって、周りとの点数の比較をすることができる
  • 周りが同じ大学を受験する人同士で緊張感を持って問題を解くことができる
  • 過去問・予想問題を結構やった人からしたら貴重な問題を入手することができる

よほど、過去問が残ってるとか、そんな時間捻出する時間がない、という人以外は、受講した方がいい講習であることは間違いないです。

普段は講習アンチの僕がいうくらいですから、相当メリット大きいと思いますし、それを選ぶ合理性もあります。

2次試験のプレ講習は非常にオススメです。

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この記事を書いた人

1年間の浪人の末、京都大学の法学部に合格。
現役時代、70点差京大落ちから、1年間猛勉強した。
浪人時代には、夏の駿台京大模試で学部1位を獲得。

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