TwitterのDMやLINEで夏期講習に関する相談がいっぱいきます。
予備校では、合格した先輩の平均は10コマとか言われます。僕も言われました。
合格した人が夏期講習10コマも受講してたなんか、信じられますか?
僕が実際に浪人して周りを見ていて、10コマとかありえません。絶対嘘です。
僕の体感、受かる人の平均は3コマです。
頭がいい人・逆転合格する人ほど、夏期講習は取っていませんでした。
なんで予備校は多く授業を取ることを推奨するかわかりますか?
答えは単純です。
予備校が死ぬほど儲かるからです。
予備校の夏期講習は、1コマあたり、約2万円です。浪人生が1人で10コマ取ると、それだけで20万円儲かります。100人だと2000万円も儲かります。
いやー良いビジネスですね。
予備校はそんなことして、心は痛まないんですかねー。
自分のノルマ達成のため、予備校の美人チューターは、皆さんに必死になって営業してきます。
心当たりありますよね?笑
僕は、この現実、夏期講習を受講させまくり稼ぎまくるという事実を知った時、悔しくて悔しくてたまりませんでした。
「必死になって頑張る浪人生の弱みに漬け込んでいる。許せない。」
本当に腹が立ちます。
僕は、毎年そうやって、予備校が意味のない夏期講習を取らせ、多くの浪人生の貴重な金と時間を奪う行為が本当に許せません。
僕は、こうやって悲しい結果を迎える浪人生を何人も見てきました。
だからこそ、皆さんにはしっかりとした情報を届けてそうなってほしくないという思いが強くあります。
実際、僕の友達にも、夏期講習で20コマ取った人がいました。
彼がどうなったかというと、1浪で全落ちして2浪しました。
見ていて本当に辛かったです。
2浪した後「2浪目は予備校の授業をちゃんと精査して受けた、夏期講習はほとんど取らなかった」そうです。
皆さんには、彼のような失敗をしてほしくはありません。心から願っています。
浪人時代僕も危うく夏期講習を10コマくらい取りそうになりましたが、めっちゃ頭のいい友達にたまたま救われました。
そして、ちゃんと頭がいい人と同じように受験戦略を練りに練りに練って、浪人生の夏を過ごしました。
その結果、夏で急激に成績が伸び、京大模試では学部1位を獲得、その他の京大模試も全てA判定で京大に逆転合格することができました。
皆さんも、この記事を読んでしっかりと精査ましょう。さもないと、ただ授業だけ受けて、結局成績をろくに上げられず、また現役と同じように失敗するルートに乗ってしまいます。
本当に注意してください。
でも大丈夫です。
この記事を読んだ皆さんは、予備校の夏期講習との上手い付き合い方・夏期間の有効活用方法が完全に理解できます。
具体的には、この記事を読むと以下のメリットがあります。
- 夏期講習は何講座受講するべきか・どのように判断すればいいのかがわかる
- 浪人生が夏を過ごす上で注意するべきポイントがわかる
- 浪人生の夏の学習戦略が全てわかる
ここから夏期講習の選び方・浪人生の夏の過ごし方全て解説して、具体的にどうすればいいのかまで解説します。
ぜひご覧ください。
予備校の夏期講習はどのように選ぶべき?何コマ受けるべき?
まず皆さん気になるであろう、予備校の夏期講習の選び方を解説していきます。
予備校の夏期講習はそもそも受講するべきか?
僕の答えは、価値があるなら受けるべきです。
僕も実際、浪人生の時夏期講習を3コマくらいとっていました。
記憶しているのは、
- 二次試験向け現代文の授業
- 京大日本史
の2つです。どちらも受けて良かったと思っています。
普段Twitterなどで、予備校の授業を切ってもいい、と発信していますが、全部切れとは言っていません。
しっかり、予備校の授業の価値を見定めて受講しないと、無意味になるということです。
夏期講習として受ける価値があるか、が大事です。
ここから、夏期講習として受ける価値があるかどうかを判断する際の判断基準を3つ解説します。
夏期講習として受ける価値はある?判断基準を3つ解説
判断基準を3つ紹介します。
前提として、1番大事な判断基準は、自分の学力を上げて、志望校に合格するために予備校の授業は最も効率的な選択なのか、という観点です。
超単純にわかりやすく説明すると、
偏差値70に上げたら、志望校に合格できるとして、
- 1冊の参考書を仕上げると偏差値が2上る
- 同じ内容の夏期講習1講座を受講すると偏差値が3上るが、参考書の2倍時間がかかる
という手段があったとします。
皆さんは、どっちを選びますか? という問題です。
僕だったら、参考書を選びます。
ただ、実際の受験勉強では、条件はそこまで単純ではないです。
色々な観点から、自分が1番効率よく賢くなれる手段は何か、という観点から判断しましょう。
今回紹介する夏期講習の受ける価値があるのかを判断する基準は以下の3つです。
判断基準をそれぞれ解説していきます。
①参考書で本当に代替できないのか
基本、参考書で独学する方がダントツで効率的です。
僕も浪人時代は、参考書での勉強中心で、授業は切りまくってました。
※画像はイメージです
例えば、参考書で学習することのメリットは、このように無限にあります。
- 1日の進度を自分で決められる
- 人の話を聞いて、ノートを取るのと比較すると学習スピードが3倍以上ある
- 最近の参考書は、イラストや先生の一言もついていてわかりやすい
- 最近の予備校の授業は参考書の内容まんまが多いから内容も充実している
などなど
このように参考書学習は、早くて正確ですし、基本欠点はないです。
それでもどうしても予備校の授業を取るべきと考える場合は、
自分で参考書ではなく予備校の授業に出る必要がある理由を3つ以上出してください。
まぁ、皆さんが考える8割くらいの理由は、地頭がいい人からしたら合理性に欠くものだとは思います。それでも、そこまでして受けたいなら受ければいいと思います。
ただ、8割くらいは失敗するでしょう。
意味ない授業を受けて失敗するという覚悟があれば、夏期講習を受けてください。
②授業以外の付加価値があるのか
僕は、この「授業以外の付加価値があるか」という観点から講習を受けることが多かったです。
例えば、夏期講習とは違いますが、
- 有名講師に気兼ねなく絡みに行って色々な情報を吸収できる
- その講師に添削をしてもらえる
- テスト形式の授業で緊張感持って演習でき点数を競うことができる
などの付加価値がある授業もあります。
私が実際に受講した京大日本史演習や現代文の二次試験対策授業は、テスト形式で添削がついており、非常に実践的なものでした。
裏を返せば、基礎的な内容を扱う授業であればあるほど不要です。インプット・聞き流すことが中心になり、最も参考書で代替可能な領域だからです。
添削や質問など、自分からアウトプットできる機会があればあるほどいいですね。
浪人生にとって最も重要な地頭をつけることにもつながります。
▼記事紹介
・【90%の浪人生が失敗する原因】受験勉強で最も重要な「地頭」をつける方法を解説
③今その科目・単元に注力して学習するべきか
この観点も非常に重要です。
浪人生には意外と時間がありません。
例えば、
国公立の文系志望の受験生が、理科基礎の夏期講習を取るべきだと思いますか?
僕はほとんどの場合いらないと思います。
配点が低いし、この時期に勉強してもすぐに忘れてしまい非常にコスパが悪いからです。
理科基礎なんかに時間を使うくらいなら、まだまだ全然足りない二次試験科目に時間を使いましょう。
もっと具体的な判断基準としては、以下があります。
- 最終的な配点が小さければ受けない
- 範囲が狭ければ受けない(理科基礎・地理・倫理政経・古文・漢文など)
- 自分の得意科目・得意単元は受けない
- 自分の苦手科目・単元すぎるものは受けない
以上が3つの判断基準ですが、これらを全部自分で判断するのは難しいですし、これを理解して正確に実践できる人は浪人生の中でもごく少数だと思います。
そこで、夏期講習について相談したい人は、僕の公式LINEで相談に乗ります。
個別で返信しています。一緒に解決していきましょう。
浪人生の理想的な夏の過ごし方・学習戦略
浪人生にとって夏の過ごし方は本当に重要です。
「夏を制する者は浪人を制する」
どんな領域でも言われている「夏を制するものは・・」構文ですが、僕の経験からも本当にそうだと思います。夏にしっかり勉強できて、成績を上げられた人が、浪人を成功させています。
逆に、大多数の浪人生は夏に勉強頑張れなくて失敗します。
多分50%以上の浪人生は夏勉強しません。
夏にだらけてしまったり、予備校に来なくなったり、うまく勉強計画・勉強法をつかめていない浪人生は、そのままズルズルと失敗している印象です。
ここからは、浪人生が「夏を制する」ためのポイントを解説します。
今から解説する内容をしっかり押さえて実践しないと、大多数パターンの失敗する浪人生に入ってしまい、不合格コースに入ってしまいます。そんな未来でいいんですか?
せっかく、僕のブログを読んでいるんです。皆さんは、夏に頑張り、成功する側に入ってください。
夏休み期間に何度も読み返し、自分の勉強が間違っていないか、確認することをお勧めします。
1.目標・ゴールをしっかりと定める
ゴールをちゃんと設定しましょう。
予備校の夏期講習の期間は約2ヶ月くらいあり、非常に長いです。
この期間を目的なしで過ごしてしまうと、期間が終わった時の実力のつき方が全然違います。
例えば、目標・ゴールを設定するメリットは以下の通りです。
- 選択と集中ができ、学習の効率が上がる
- 目的意識を持つことで、常に学習効率が上がる
- 目標を達成したい気持ちがモチベーションアップに繋がる
- 目標から逆算してタスクを出すから最短の勉強計画を立てられる
なるべく、具体的・定量的なゴールを設定するといいでしょう。
例えば、僕の場合はうろ覚えですが、このような目標を立てていました。
- 京大模試で数学を90点取る
- 京大模試で英語90点取る
- 共通テストの理科基礎と倫理・政治経済では目標点の9割を取れるようになる
などなどです。
ここからさらに実行できるタスク単位(どの参考書・教材をどのように、いつまでやるのか)に分解していく必要があります。
ここに関しては、本当に難しく大半の浪人生が一人でやるのは非常に危険です。
まぁ、この戦略を上手くできる人は確実浪人せずに現役で受かる人でしょう。
この目標設定・プランニングは絶対に一人でやらないでください。
ここに関しては、受験のプロに相談するのが1番です。
予備校に相談できそうな人がいれば、その人に相談しましょう。
もしいなければ、僕の公式LINEで相談してください。
僕自身が戦略を立てることをサポートできませんが、何かしらの解決策を一緒に探しましょう。「夏休みの計画を相談できる人がいません…」とか言ってくれれば対応します。
2.実行する体制を整える
次は、実行する体制を整えることです。
いつも言っていることですが、浪人生は本当に勉強しません。
5、6月から徐々に減り始めて、1番浪人生が消えていく時期のピークがこの夏の期間です。
皆さんは、周りに流されてドロップアウトしないためにも、僕がいうことは必ず守ってください。
実行体制を整える上でのポイントは、こちらの記事のポイント2で話したことと重複しますが、
周りに頑張る浪人生がたくさんいる環境を用意してください。
これに尽きます。
あとは、頑張らない浪人生と関わりを避けるためにも、以下のポイントを意識して生活しましょう。
- 予備校のフリースペースに行く回数は最小限に抑える
- 廊下でおしゃべりしている浪人生とは関わらない
- 大学に進学した高校の同級生と会う約束は最小限にする
- 頑張らない人から絡まれないように真面目に勉強してるオーラを出す
そもそも周りに頑張る浪人生がいない人や浪人仲間がいない人は、東大毎日塾のようなオンライン自習室が用意されていて、浪人生同士の交流が盛んな予備校に行きましょう。
Twitter上で積極的に絡みに行ってもいいです。
一応、僕の運営している浪人生の横のつながりを作れるオープンチャットもあるので、ぜひご活用ください。
浪人生が勉強しなくなる理由は、おそらくメンタルが最も大きいです。
メンタルと高いモチベーションを保つために、環境を大切にしましょう。
3.地頭を育てる
これもいつも言っていることです。
この記事で重要性について、この記事で実際の身につけ方について解説しているので、まだ読んでいない人は読んでください。
いつも通りですが、ここが1番大事です。
そして、夏休みは地頭をつけて逆転合格を掴むためのラストチャンスと言っても過言ではありません。
実際身につけるためには、以下4つの観点から詰められる経験が必要です。
もちろん、圧倒的に賢い人に、です。
- 受験本番でどのくらいの点数を獲得し合格するのかの目標設定について(受験戦略)
- 合格するまでの年間レベルの勉強スケジュールについて(受験プランニング)
- 実際に計画を実行するための短期スケジュールについて(受験コーチング)
- わからない内容など具体的な勉強内容について(受験ティーチング)
この観点を持って、地頭をつけるための努力をしましょう。
積極的に講師に質問したり、添削を受けたり、勉強スケジュールについて相談するなど、方法はいろいろあります。
具体的な方法はこちらの記事で解説していますが、
普通の予備校に通っていたら実現できないことが多いかと思います。
そのような場合は、また僕に相談してください。
「壁打ち相手になってくれる頭がいい人がいません」など伝えてくれたら反応します。
4.勉強時間をしっかりと確保する
これは当然です。
そもそも勉強時間を確保してください。
最低でも平均1日10時間が目安です。
▼参考動画
ドラゴン細井さんも、「暴力的な時間勉強しろ」とよく言っていますよね。
僕も浪人期間は平気で1日12時間くらい勉強していました。
ただ、それで軽い鬱症状が出た時期があったので、無理しない限度で頑張ってください。
僕は頑張る浪人生は全員大好きなので、全力で応援します!
まとめ:結局ポイントを押さえた浪人生が勝つ
今回は、浪人生の夏休みの過ごし方について解説しました。
この記事を読むだけで満足する人・この記事を読んで素直に実行に移す人
では、夏期間の充実度が、本当に全く違うと思います。
- 予備校の夏期講習はしっかりと厳選して受講する
- 周りに頑張る浪人生が多い環境に身を置く
- しっかりと地頭がつくように、頭がいい人に絡みまくる(いない場合はどうにかする)
僕の言った通りにやるか、やらないかで、夏の成果、そのさきの浪人の結果まで大きく変わります。
今まで通りズルズルとやるべきことを先延ばしにして後悔するか、素直に言われた通り実行して圧倒的な成果を出すかは、あなたにかかっています。
志望校合格という1番の目的のために、自分がどうするべきか、ということを真剣に考えて夏の期間は過ごすようにしましょう。
みなさん、応援しています!
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