私は「浪人マスター」という名前で、受験生、特に浪人生に役立つ情報を日々発信しています。
実績としては、関西のそこそこの公立高校(入学時の偏差値は、60ちょっと)から、一浪を経て京都大学法学部に合格しました。
現役も京都大学を受験したのですが、80点差で不合格でした。そこから一念発起して一日12時間以上勉強する生活を続け、秋の京大実戦模試では、学部一位を獲得。そのまま共通テストで9割の得点を獲得し、京大に合格しました。
現代文は得意科目で、浪人時代の京大模試では、偏差値60を切ったことはありません。
この経験からここでは、大学受験現代文において最も効率よく成績を伸ばすための参考書ルートについて解説します。
現代文が苦手な人は、とりあえずこの参考書を使ってルート通りに進めてください。
安定して共通テスト8割取れるようになるでしょう。
追記;京大現代文参考書ルートを知りたい方が多いようなので、京大現代文に適した参考書も最後に書きました。
現代文参考書ルート 全体の流れ
私が考える現代文オススメ参考書ルートは、「インプット→アウトプット」の順に紹介します。
インプット教材を3冊、アウトプット教材を3冊です。
この流れで紹介するのは、理由があって、この流れで勉強したほうがいいと思うからです。
これについては、今後現代文の勉強法について解説するので、そちらをお待ちください。
では、インプット3冊・アウトプット3冊の計6冊の参考書ルートを紹介します。
現代文インプット参考書
- 現代文キーワード読解
- ゼロから覚醒 はじめよう現代文
- 大学入試 柳生好之の現代文プラチナルール
1. 現代文キーワード読解|読解の土台ををつくる
この参考書は、現代文の頻出テーマ・キーワードを学ぶことができます。
現代文では、頻出のテーマというものがあります。そのようなテーマ・そのテーマでよく用いられるキーワードを覚えることで、初見の文章でもスッと理解できるという状態を作れるんです。
例えるなら、ドラマのseason2の第一話を見る時、season1を知っている状態かどうかで、全然理解できるスピードが違いますよね。登場人物の名前・性格・人間関係、舞台はどこで、どのような設定なのかを知っているかどうかで、話の理解度は何倍も変わります。
この参考書を勉強することで、現代文の読解力を上げる土台を作ります。
2. ゼロから覚醒 はじめよう現代文 読解力をつける
この参考書では、現代文の基礎を習得します。
現代文で高得点を取るために必要な力はたった2つです。
- 読解力
- 解答力
この参考書では、2つのうち、「現代文を客観的に読解するとは何か」という読解力を身につけることができます。
帯にも書いてあるように「現代文超入門書」です。
この本で、現代文の読み方・解き方という基本ルールを学べます。
ですので、苦手意識のある人でも取り組みやすく、また、なぜか現代文が解けるという人にとっても非常に有益な本になっています。
▼著者本人が解説している動画はこちら
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3. 大学入試 柳生好之の現代文プラチナルール 解答力をつける
2と同じく柳生先生が書いた参考書になります。
こちらでは、先ほどお伝えした、読解力と解答力という2つの力のうち、解答力をつける参考書になっています。
つまり、「ゼロから覚醒 はじめよう現代文」で読解力の基礎を身につけ、この参考書で解答力を身につけることで、現代文で重要な2つの力をつけることができます。
私自身の体感、「読解力はあるが、解答のプロセスを言語化できておらず、ミスしてしまう…点数が安定しない…」という受験生が非常に多いです。
設問のタイプ別にどのように解答することが重要なのかを学べるので、現代文の点数が安定していきます。
▼著者本人が解説している動画はこちら
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現代文アウトプット参考書・問題集
- 大学入試問題集 柳生好之の現代文ポラリス[1 基礎レベル]
- 大学入試問題集 柳生好之の現代文ポラリス [2 標準レベル]
- 2023共通テスト過去問レビュー 国語 (河合塾SERIES)
ここから3つのアウトプット教材をご紹介します。
1. 大学入試問題集 柳生好之の現代文ポラリス[1 基礎レベル]
こちらも柳生先生の参考書です。というか、ここで紹介する参考書のうち4つは柳生先生の参考書です。もちろん、統一するほうが、解説も共通しているので勉強しやすいのです。
しかし、今回紹介したのは、シンプルにどの参考書もわかりやすく、学習効果が高いからです。
ですので安心して、これらの参考書を使ってもらえれば大丈夫です。
この参考書の特徴は、実際の入試問題が掲載されていることです。レベルは日東駒専の入試問題ですが、そこそこ難しいです。最初は5割くらい取れれば適正かと思います。
京大模試で常に偏差値60を切らなかった僕でも、最初は、4割取れるか取れないかのレベルだったので、本当に難しいです。この参考書を使って、インプット教材で身につけた読む力・解く力がしっかり身についているのか確認しましょう。
身についていなければ、インプット教材に戻って復習してください。絶対です。
何度も戻って進んでを繰り返すことで、真の現代文の力がつきます。
▼著者本人が使い方を解説している動画です!
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大学入試問題集 柳生好之の現代文ポラリス [2 標準レベル]
この問題集は先ほど紹介した問題集の発展版になります。
レベルは、マーチレベルです。とはいえ、これも結構難しいです。
現代文ポラリス1が初見で7割くらい取れた人は、この参考書を飛ばして、共通テストや志望校の過去問に入ってもいいかな、とも思います。
質が高い参考書であることに変わりはないので、この参考書をとおして、力がつくことは間違いありません。時間に余裕があれば、むしろやった方がいいので、前向きに検討してください。
▼著者本人が使い方を解説している動画です
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2023共通テスト過去問レビュー 国語 (河合塾SERIES)
「え、共通テストの問題は後に取っておきたい…」と思っている受験生は少なくないでしょう。
実際私も、過去問は最後まで取っておこうと思って放置するというある種、洗脳のようなものにかかっていました。
共通テストの過去問を問題集として活用するべき理由は2つあります。
- 共通テストの問題は現代文の問題の中で日本一質が高い
- 最も効率的に現代文の読む力・解く力の習熟度を確認することができる
以上2つの理由から、共通テストの過去問を問題集としてバンバン回していくべきです。
実際私も、受験生時代、共通テストの問題を使ったとき、自分の現代文の読解力・解答力が覚醒した感覚がありました。そのくらい質が高く、学習効率が高い問題集です。
まだ買っていない人は、一刻も早く買って、問題に取り組むべきでしょう。
京大現代文対策の参考書ルート
京大現代文だからといって特別な対策があるわけではありません。基本的には、以上の参考書が終わった段階で、過去問演習に入るのがいいでしょう。
過去問を解くと言っても、赤本と青本どっちがいいの?
という悩みは全京大受験生が抱える悩みだと思います。
現役京大生で、京大模試でも国語偏差値60切ったことがない僕的には、青本です。
理由は、解答がまともだからです。逆に赤本は全然ダメです。
なので、京大受験生なら赤本を買いましょう。
あと、添削を受けるのがおすすめです。僕は直前にZ会の添削を受講しましたね。
まとめ
受験において現代文の攻略は最も重要です。理由は簡単。勉強内容を理解するのにどの科目でも文章を読むから。読み、それを理解してアウトプットするということは、受験勉強において最も使うスキルで最も重要なスキルなのです。
今回は、現代文における最も効率的な参考書ルートをご紹介しました。
迷っている人は、とりあえずこのルートで進めれば、現代文の共通テストで8割切ることはなくなると思います!
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